食品用のシリコーン

公開日 2024.03.25
食品用のシリコーン

食品用のシリコーンは、食品との接触に安全なポリマー材料です。これは、耐熱性、非粘着性、柔軟性などの特性を持ち、さまざまな食品加工や調理に使用されます。以下に、食品用のシリコーンの特徴と主な用途について詳しく説明します。

柔軟性と非粘着性

食品用のシリコーンは柔軟性があり、曲げや折りたたみに耐えることができます。そのため、シリコーン製の型やシリコンマットなど、様々な形状の調理器具や食品容器として利用されます。また、食品用のシリコーンは非粘着性があり、食品がくっつきにくい特性を持ちます。これにより、食品の取り出しがスムーズに行え、焼き菓子やパン作りなどの調理作業が容易になります。

お菓子作り用シリコーン

耐熱性と再利用性

食品用のシリコーンは耐熱性が高く、高温下でも安定した性能を発揮します。そのため、オーブンや電子レンジでの調理や焼き菓子作りなど、高温の環境下での使用に適しています。 また、食品用のシリコーン製品は再利用が可能であり、洗浄後に繰り返し使用することができます。耐熱性があるので、食器洗い機で洗うことができるものもあり、清潔に保つことができます。

電子レンジ

食品との相性

食品用のシリコーンは、食品との相性が良く、味や匂いに影響を与えることはありません。また、加熱しても食品に有害な物質を放出することはありません。そのため、食品との接触が安全であり、健康を害するリスクがありません。もちろん、厳格な食品衛生基準に適合しています。製造過程での品質管理や素材の選定、製品のテストなどが行われ、食品安全性が確保されています。ただし、製品の品質や使用方法によっては注意が必要ですので、製品の取扱いには製品のラベルや使用上の注意をよく読んで適切に行うことが重要です。

安全

まとめ

食品用のシリコーンは、調理器具や調理補助具、食品容器など、さまざまな用途で利用されています。その安全性と便利さから、多くの家庭や食品業界で広く使用されています。
シリコーンテクノは化粧品に含まれるシリコーンをはじめ、各種精密部品を製造・販売しています。シリコーンに関することならなんでも、お気軽にご相談ください。

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